神戸高専水泳部の強さの秘密

 
全国高専大会の水泳競技の記録をネットで探しているときに分かったことですが、1995年の第1回から2016年の第22回大会まで、なんと9回も優勝している学校がありました。それは神戸市立神戸高専で圧倒的な強さを誇ります。なんでそんなに強いのだろうと興味が湧き、神戸高専の情報をネットで調べたところその訳が分かりました。熱心な指導者、OB
そして地域住民に支えられている他に、独創的な練習環境(ドームプール)に恵まれているからです。
 

神戸高専水泳部のOB会は泳合会(えいごうかい、別名、およごうかい)と言いますが、ホームページを見る限り、相当前から活発な活動をしていてOBと現役世代の交流も盛んに行われています。OB会の活動は、全国大会に出場する選手の交通費の援助や合宿の手伝いなどの他に、特に力を入れているのがドームプールの管理だろうと思います。春先と秋口の水が冷たく感じる季節でも快適な練習環境を提供するためにOB会が手作りでドームプールを設営し維持管理しています。これらの費用は全てOBの寄付によって賄われているようで、強豪校にはこうした努力があるのですね。
 

ということで、ドームプールと、合宿の様子(20084月の例)、そしてOB会のURLを紹介します。毎年発行されているOB会報は神戸高専体育教官の寺田雅裕先生が作成していて読み応えがあります。また、この先生はパラリンピック水泳競技日本代表監督も務めておられる方で、神戸高専の水泳部の指導も熱心にされています。

http://www.kobe-kosen.ac.jp/groups/swim/ob.html

 

神戸高専ドームプール説明

 

神戸高専ドームプール

 

2008年ゴールデンウィーク中の合宿の様子

神戸高専2008年4月合宿