蘭泳会の由来 |
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武市啓志コーチ 2017/1/3 撮影 |
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土佐寒蘭野伏チャボ (品種名:ノブセチャボ) 拡大画像 |
高知高専水泳部同総会を蘭泳会と命名したのは水泳部コーチの武市啓志さんです。
武市コーチは日本大学の水泳部OBで同校水泳部同窓会の名称は「桜泳会」と言います。これは日本大学のシンボルである桜の花に由来しています。同様に早稲田大学水泳部同窓会の名称は稲穂からとって「稲泳会」と言います。これらの例に倣い高知高専水泳部同窓会の名称は、校章にもデザインされている土佐寒蘭に因み「蘭泳会」と命名されたのが昭和55年頃のことです。
当時の蘭泳会の活動は限定的で、全国に散らばっている卒業生まで手を広げての活動には発展しなかったようですが、10Z小松郁夫さん(昭和55卒業)の手許に歴代水泳部メンバーの一覧表が残っていました。この一覧表には水泳部在籍者で最初の卒業生となった6C坂本(尾崎)玲子さんと6C向井(見邨)昭子さん(昭和47年卒業)を筆頭に24期生(平成2年卒業)までの19年間の在籍者が載っています。しかもこの名簿はホームページに掲載されていたものをプリントアウトしたもので、当時誰かが同窓会のホームページを立ち上げて活動していた形跡があります。このようにいっとき盛り上がりを見せた蘭泳会でしたが、その後時間と共に活動は下火になったようで、いつのまにかホームページも閉鎖され、飲み会の数も減っていって現在に至ったと推測されます。
一方で、以前から高知高専水泳部の同窓会を開きたいという強い願望を持っていた初代キャプテンの7M濱田憲一さんが2013年(平成25年)に同志の7M石川浩幸さんと再会し、同窓会の開催に向けてタッグを組むことを約束しました。そして7M濱田さんが株式会社管総研社長を退任し、重責から解放されて時間的に余裕のできた2016年(平成28年)夏、高知で再び7M石川さんと会って同窓会開催の具体的な話を進めました。その結果、ついに2017/1/3に同窓会開催に漕ぎ着けめでたく長年の夢を叶えることができました。
過去に蘭泳会という名で同窓会活動が行われていたことを知らなかった世代にとっては、2017/1/3の同総会が第1回目だと思っていましたが、10Z小松さんや16M弘瀬源悟さんらの情報によって過去に蘭泳会という名で活動していたことが明らかになりました。そこで今後の同窓会活動は「蘭泳会」という伝統ある名の元に活動していくことにします。
在学中に接することができる水泳部のメンバーは上級生5年、下級生5年併せても精々9年の範囲ですが過去(現在、未来)に水泳部に在籍したことのあるメンバーはそれを遥かに超える人数です。今後は蘭泳会の会員同士で世代を超えた交流を図ることで、より豊かな人生が築けると信じています。皆様と共に蘭泳会を盛り上げ、この誇りある伝統の会が長く続くことを心から願っています。
WEBで調べたところ下図のような情報が見つかりましたが、今はもうこのホームページにはアクセスできません。URLを見るとwww.me.kochi-ct.ac.jp/~yoshidaとなっていますので高知高専のyoshidaさんという学生、しかもkochi-ctの前にmeが付いていますので機械工学科の学生が在学中に開設したホームページだと思われます。これを手掛かりに同窓会名簿でyoshidaさんを捜したところ可能性のある候補が27M、36M、39Mに居ましたが、どれも該当しないようです。ということで2017年の現時点ではこのホームページを作った方がどなたかは特定できていません。